
當山です。マンゴーは、完熟に近づくと自分から木を離れます。ぽとり、と落ちる。その状態で収穫する方法を、少し説明させていただきます。
通常は、全体的に赤くなったらハサミで収穫し追熟を待つ状態で発送します。。そのほうが輸送しやすいし、傷みにくいんです。でも、そのぶん木の上で熟す時間は短くなるんですよ。
なので、完熟の手前まで木につけたまま育てています。袋がけしたマンゴーが赤くなってきたら、玉吊りの紐をそっとトントンと揺らす。落ちれば、頃合い。まだ落ちなければ、もう少し。
収穫のピークになると、ハウスを見回りながら袋の中にポトッと落ちているマンゴーを探して歩きます。時間差で次々と落ちていくので、一日に何度もハウスを回る。



ポトリ収穫のマンゴーは、届いたときがほぼ食べ頃です。
届いた日に、そのまま切って食べてもらえます。木の上で時間をかけてるので、届く頃にはもう準備ができてる状態なんです。
もし少し硬さが残っていたら、常温で1〜2日置いてもらうとさらにやわらかく、甘みも増します。お好みで調整してみてください。

届いたマンゴーに小さな黒い点を見つけて、心配になる方がいらっしゃるかもしれません。マンゴーには「シュガースポット」と呼ばれる、熟した証の点が出ることがあります。バナナが甘くなると出る茶色い点に似たもので、品質には問題ありません。
ポトリ収穫では、しっかり熟した状態を確認してから出荷するので、炭疽病(*1)の症状があれば出す前に分かります。問題があれば、その実は出しません。
完熟の状態で品質を確認できることも、ポトリ収穫の良いところです。
*1:「炭疽病(たんそびょう)」という病気による黒い点は、熟してからでないと症状が見えないため、早い段階で収穫すると出荷時には気づけないことがあります。

収穫のタイミングで状態を見て、問題ないものだけ箱に入れる。手間はかかります。
でもそのぶん、届いたときの品質には自信を持ってお届けしています。